【転職】SaaS営業が激務と言われる理由を4つ解説【体験談】

この記事では、SaaS業界で働く筆者が思う、SaaS営業が激務とされる理由を4つ厳選しました

最近転職市場で人気のあるSaaS業界ですが、特に営業部門は激務であると言われています。

実際に筆者もSaaSの営業に従事していますが、確かに会社によって、そして部署によってはかなり多忙であるというのが実情です。

僕が今いる部署はそれほど忙しい部署ではありませんが、会社の様子を見て、そして業界を見渡してみて思う、SaaS営業が激務と言われる理由を4つご紹介しようと思います。

スタートアップ（ベンチャー）が多い

１つ目は、業界として若い分まだスタートアップに近い組織が多く、分業体制が取られている営業であれ必然的に一人がこなす業務量は多くなりがちです。

その分個人として経験値は積めるような環境が多いです。

逆に、ある程度組織が大きくなり、業績が安定している企業はそれほど激務ではないという話も聞きます。

激務と経験値を取るか無理せずコツコツ成長を取るか、正解は人それぞれです。

会社によっていわば「残業に対する文化」はかなり異なるので、転職する際は注意しておくと入社後のギャップを減らせます。

僕の場合は本業と並行して副業にも力を入れたかったので、残業が比較的少ない、残業を文化として良しとしない会社に入りました。

新規開拓の営業がメイン

SaaSは業界として若く、また扱うプロダクトの特性上、顧客は新規の開拓がメインとなります。

プロダクトが各社ある程度決まっている以上、関係性を深めて単価を高めるのも大事ですが、新規のお客さんを獲得してシェアを広げることがかなり重要です。

したがって営業としては新規開拓がメインとなり、量をこなす必要もありますし、心理的にもハードな部分があります。

既存顧客との営業をメインにやってきた方が転職を考える際は、向かい合うお客さんの属性がガラッと変わることは認識しておくと良いと思います。

僕も他ならぬその一人で、これまで既存顧客との関係深化をメインにやっていたので、初めのうちは結構キツかったです。

数字のノルマがある

これはSaaSに限らない話ではありますが、営業として数字のノルマが課せられるケースが多いです。（新規開拓メインなら尚更）

営業をやっている以上仕方がないというか、これを楽しめるなら問題ないのですが、数字に追われるのがしんどいと思う方にはきつい業界です。

僕のいる会社でも、それほどハードルは高くありませんが数字のノルマがあります。

前職ではノルマがあってないようなものだったので、ここもはじめに若干負担感がありました。

「数字のノルマを達成できないと・・・」といったプレッシャーに追われて仕事の時間が増えることもあり、激務と言われることもあります。

周りとの競争になる

これは3つ目の話ともややかぶる内容ですが、個人成績として数字が出る以上、周りとの競争は一定避けられない環境が多いです。

そして社員も良い意味で仕事に積極的な人が多いため（そういう人が集まりやすい業界）、会社から強制されずとも、自然と競争が生まれます。

これも楽しめる方には最高の環境ですが、逆に周りと競争することがしんどい方には当然きつい環境となります。

競争が生まれるからこそみんな仕事に費やす時間が増えるため、激務になりやすい環境と言えます。

結論：質だけでなく「量」も求める業界だから

結論、業界として若く新規開拓がメインで、量をこなしてシェアを拡大していく会社が大半だからこそ、業務量が多い・激務というイメージがついています。

そしてこれはイメージではなく会社によっては実情でもあるため、「SaaSに行きたいけど激務は避けたい・・・」と考えている方は、他の業界以上に会社選びは慎重に行うことをおすすめします。

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