この記事では、新卒で大企業に入社した筆者が考える、大企業に向いている人の特徴を5つにまとめました!
就活や転職においてSNSでもよく話題に上がるのが、ベンチャーに行くか大企業に行くか、問題。
結論それは人それぞれでしょう、というのが僕の意見ではありますが、じゃあどんな人がベンチャーに、どんな人が大企業に向いているのか僕なりの意見をまとめようと思います。
ベンチャー(社員が若い会社)に向いている人の特徴は前回の記事でまとめていますので、今回は大企業に向いている人の特徴を5つご紹介します。
目次
前提:僕の転職前後の環境変化
まず前提として、僕の転職前後の環境変化を以下の表にまとめています。
過去記事にも掲載している内容なので既知の方は読み飛ばして頂いて問題ございません。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
僕は新卒で入った会社が典型的な日本的大企業で、良いところも悪いところも両面、若手視点からではありますが見れました。
2社目は俗に言うメガベンチャー的な企業に入社しており、絶賛奮闘中です。
では、本題に入ります。
大企業に向いている人の特徴
コツコツ成長したい人
大企業は研修制度が比較的整っており、また新人ができることは正直たかが知れているので、初めのうちは研修からスタートします。
OJT含めその期間が比較的長いのが大企業の特徴の一つで、少しずつ知識を身につけて仕事に慣れていきたい人にはうってつけの環境です。
逆に初期からガンガン仕事を回して経験を積んで成長したい、なんて方には物足りなくなる可能性もあるので、その辺は認識しておくと良いかも知れません。
年功序列な給与体系を望む方
はじめに言っておきますと、僕自身は年功序列の考え方はそれほど嫌いではありません。
日本経済がどうとか成長がどうとかは一旦置いておき、一定働いていれば最低限給与が保障されるのは生きる上でこの上なく安心材料になるという方も多いのではないでしょうか。
まあいわゆる“働かないおじさん”みたいなのは僕も好かないわけですが、それでも魅力的な仕組みの一つではあります(そもそも、責任ある立場の人が高い給与を貰うのは自然と思います)
綺麗事は抜きにして、成果主義に抵抗がある人は大企業の年功序列的な給与体系は魅力的です。
福利厚生を大事にしたい人
大企業を語る上で外せないのが、その福利厚生の充実度です。
企業によって特徴は様々ですが、いろんな休暇があったり、学びに補助が出たり、寮や社食があったり等、生きていく上で助けとなる制度が整っている会社が多いのが魅力です。
これも別に会社にぶら下がってどうこう、とかではなく、家族がいたり何らかの事情でめちゃくちゃ働く!が難しい方にとっては本当にありがたい制度だったりします。
決して悪い意味ではなく、会社に仕事以外の面でも支援を求める方であれば大企業は有力な選択肢になり得ます。
いい意味で“足並みを揃えることができる”人
これは業界や企業によりますが、大企業はその特性上保守的な文化・社員が多いのが一つの特徴です。
するとどうしても、一定程度足並みを揃えて物事を進めていく必要が出てきます。(揃えるために社内で長い稟議を回したりしますね)
個人のスキルの成長自体は自分で進んで学んで伸ばすことはできますが、仕事の成果、という面では一人や少人数で進めるには限界が出てきます。
これを安心と捉えることができる方は向いていますが、物足りないと捉える感覚をお持ちであれば苦労する可能性があります。
数十億、数百億円規模のビジネスに携わりたい人
ここまでは大企業の保守的な側面の話ばかりしましたが、仕事として魅力的なのはやはり、超規模のビジネスに携われること。
特に金融・商社・不動産辺りでは数十億、数百億規模のビジネスは珍しい話ではなく、若手のうちから裁量の大小はあれど関わるチャンスがあります。
自分が契約のハンコを押すことは社長や役員にでもならない限りありませんが、それでも世の中でニュースになるような巨大案件の内側を知れるのは単純に面白いです。
どういったビジネスに関わることが成長なのか、経験なのか、は人それぞれの尺度があり、デカいビジネスに関わることが一つ成長・経験と捉えている方には最良の環境であると言えます。
まとめ:少しずつ成長したい人
まとめると、大企業であれば初めのうちは良くも悪くもできることは限られてくるため、大企業は少しずつ着実に成長したい人に向いている場所といえます。
保守的に聞こえますし現にある程度保守的な側面もありますが、それでも超大規模な案件に関わるチャンスがあるのも魅力の一つで、大企業だから得られる経験もたくさんあります。
ファーストキャリア・若手のうちのキャリアとしてどんな経験を積みたいか、自分の中でしっかり考えた上で最良の選択をする一助になれば幸いです。
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