就活・転職の選択肢として人気のある「SaaS業界」について、そのリアルを実際に働く僕が解説します!
企業のデジタル化やDX化、ITの普及を受けて人気が高まっているSaaS業界。
キャリアアップを目指す若手ビジネスパーソンの方は、SaaS業界を目指している方も多いのではないでしょうか。
ただ目指すにあたって「ぶっちゃけホワイトなのか」を気にされる方も多いと思います。
そこで今回は、SaaSで実際に営業職として働く筆者が思う、SaaS業界の営業職のリアルについて話そうと思います。
目次
結論:他業界以上に会社による
結論として言ってしまうと、SaaSの営業職がホワイトかどうか、は会社によってかなり差があります。
そしてこの差が他の業界と比べても大きいのがSaaSの特徴だと僕は思っています。
ではなぜ差が大きいのか、そしてホワイトな会社を選ぶコツはどこにあるのか、ここから深掘りしていきます。
なぜ会社によって差が大きいのか
業績に大きな差があるから
SaaSの営業職(に限らずですが)でホワイトかどうかに大きな差がある要因としては、会社によって業績に大きな差があるからです。
創業初期でとにかく新規顧客を獲得するフェーズ、拡大期にあり赤字だがギアを上げているフェーズ、ある程度利益が安定しており、基盤を固めているフェーズ・・・と、会社によってその状態は様々です。
そして基本的に業績が安定している会社ほど働き方はホワイトになっていく印象です。
特に上場して利益を出している会社なら、下手にブラックな働き方をして悪い出来事が起こってしまえば、その従業員はもちろん本音として会社としても痛手なので、無理はしていない印象です。
なぜ会社によって業績や雰囲気が違うのか
ではなぜSaaSは会社によって業績や雰囲気に差が出てくるか。
これはいくつか理由はあると思うのですが、僕が思うのは「ある程度参入しやすいけど、倒産しやすい業界だから」です。
ある程度参入しやすいとは
まずは「ある程度参入しやすい」について、SaaSはいわゆるシステムという、管理に場所を取らないモノを売っているので、初期投資がそれほどかからないからです。
もちろん高度なIT知識だったり開発の能力は必要ですが、広大な土地だったり建物は必要ないという点において、参入障壁はやや低めなのが特徴です。
倒産しやすいとは
次に「倒産しやすい業界」の部分ですが、これはSaaSのビジネスモデルによるところが大きいです。
SaaSはいわゆるサブスク型で、固定料金か変動料金か問わず、ユーザーから月額や年額などでお金をもらうビジネスモデルです。
これは一度黒字になれば大きな解約ラッシュがない限りは継続的に収入が入ってくるのですが、裏を返すとビジネス初期はまとまった収入が入って来づらい、という特徴もあります。
したがって参入は比較的ハードルは低いが、ユーザーを増やせず利益を出せなくなりそのまま倒産・・・という会社が非常に多いのがこの業界の特徴です。
そうなると様々な角度から、様々な会社が参入してくるかたちとなるため、会社としての雰囲気は当然かなり変わってきます。
ホワイトなSaaS系の会社はあるの?
「じゃあホワイトなSaaS系の会社はあるのか?」となるのが次の疑問だと思います。
結論、ホワイトな雰囲気のSaaS系の会社も存在します。
それは、「すでに業績が安定していて、業界内での立ち位置を確立している」会社です。
SaaSは先ほども書きましたが、黒字までの道のりは長いですが一度黒字化すると安定的に収益を生んでくれます。
そしてその収益はお客さんが自社のサービスを使い続けてくれるから生まれるもの。
じゃあなぜお客さんは長く使い続けてくれるか、それは業界内でもサービスの質が高いから。
サービスの質が高いと自ずと業界内でもシェアを広げることができ、一度知名度が高くなるとさらに新規のお客さんも呼びやすい、そんな相乗効果もあります。
したがって、SaaSでホワイトな働き方をしたいのであれば、すでに地位を確立している会社を選ぶことをオススメします。
転職活動におすすめのサービス
AIによる価値観診断「ASSIGN」
まず1つ目は、転職エージェントアサイン社が提供する「ASSIGN」。
こちらは数分で終わる質問に答えることでAIが自分の価値観を自動で可視化・自分に合った業界まで提示してくれるサービスです。
市場価値を測るなら「ミイダス」
「ミイダス」は無料で利用できるアセスメントリクルーティングプラットフォームで、質問に答えるだけで登録が可能です。
サービス内で自分の行動特性を診断することができ、職務適正や自身の特徴を知るきっかけにもなるのでおすすめです。
ミイダスが求人企業に継続的に自分を売り込んでくれるため、最新の自分の市場価値を知るのにぴったりなサービスです。
信頼と実績で選ぶなら「リクルートエージェント」
転職実績・顧客満足度No,1で、誰もが一度は名前を聞いたことのあるエージェント「リクルートエージェント」
どこに登録すればいいかわからない・・・となったら、まず登録しておけば間違いないです。
コンサルへの転職なら「MyVIsion」
BIG4などのコンサルファームへの転職を目指すなら「MyVIsion」がおすすめ。
豊富な転職実績を有しており、コンサルへ特化していることで知見も豊富です。
寄り添うサポートが魅力的「type転職エージェント」
株式会社キャリアデザインセンターが運営する「type転職エージェント」は、転職希望者に寄り添った支援に定評があります。
こちらもリクルートエージェント同様、困ったら登録しておけば間違いのないエージェントです。