この記事では、IT営業へ転職する際に必要なスキルについて解説しています！
「SaaS業界の営業職に転職したいけど、プログラミングも何もわからないし、ITスキルも無いし無理だろうな…」
転職を考えている方の中で、↑のように考えている人も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、SaaSへの転職において、エンジニアは別ですが、営業職ではITスキルは必要ない、という会社が大半です。
もちろん詳しいIT知識があるに越したことは無いのですが、その辺にあまり詳しくなくても転職できますし、成果も出ます。
ITスキルが必要ない理由
SaaS営業やマーケティング職においては、最低限「製品（サービス）に関する知識」があれば十分戦える、というのが実情です。
「うちのサービスにはこういう機能があって、こんな課題が解決できます」を顧客に合わせて伝えるのが営業の役割です。
「どういう仕組みでこの機能がある」も理解していれば当然強いのですが、実際に顧客にそこまで説明する機会はまあほとんどありません。
ITスキルは持っていれば強いけど、持っていなくても戦える、が正確な表現だと思います。
あると良いスキル・経験
ここからは、「じゃあSaaS業界（ここでは営業職とします）に転職するときあった方がいいスキルや経験は？」の観点の話です。
営業経験
個人的には、ITスキルよりもこっちが重視されていると捉えています。
SaaS業界は落ち着きを見せつつも、まだまだ伸び代のある業界であり、「売る力」は重宝されます。
営業経験の中でも「無形商材」「法人営業」この2つの経験があるとさらに高評価です。
僕の周りを見ていても、SaaS以外から転職してきた人には金融業界で無形商材を扱っていたり、有形でも法人向けの営業をやっていた方が多い印象です。
そのサービスがターゲットとしている業務の経験
分かりにくい表現ですみません。例えば勤怠管理システムを売ってるなら人事・総務の経験、会計ソフト売ってるなら経理の経験…といったところです。
これが強い理由としては、接点を持つ顧客の悩みや業務内容を詳しく理解できているからです。
営業は“相手の立場に立つ”ことが何より大事ですが、例えば経理業務の経験が無いのに経理の立場に立つ、のは現実的に難しいです。
その点顧客がやっている業務の経験があるのは強みであり、業務をよく知っているからこそ深い営業が可能です。
営業未経験からSaaS営業を目指しているけど、扱う商材選びに迷っている、そんな方は「自分の今の業務を効率化するサービス」を選択肢の一つに入れてみることをお勧めします。
まとめ
まとめると、SaaS業界の営業職へ転職する際は、ITスキルはあればいいが必須ではない、というのが結論です。（応募条件に無い限り）
もちろんあるに越したことはないですが、必要と思えば入社後に身につける形でも問題ないです。
IT未経験だから…で諦めず、SaaSの営業に興味があり、応募資格があるならば臆せず応募してみることをお勧めします。
