新卒で金融業界に入った筆者が思う、金融営業に向いている人の特徴を5つに厳選しました!
就活・転職市場において根強い人気を誇る金融業界。気になっている方も多いのではないでしょうか。
僕も新卒で入社したのは金融業界の会社で、そこで結果を出している人/苦しんでいる人様々見てきました。
そこで今回は、僕が金融業界にいた当時に実際に見て感じた、金融業界で活躍する人の特徴を5つ、ご紹介します。
目次
前提:僕の転職前後の環境変化
僕は新卒で金融業界へ入り、その後IT業界へと転職しています。
その転職時に生じた環境変化を以下の表にまとめていますので、興味ある方はご覧いただけると嬉しいです。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
それでは、ここから本題に入ります。
金融営業に向いている人の特徴
複雑で抽象的な問題を考えるのが好きな人
金融商品は無形商材であり、かつ場合によってはそのスキームはかなり複雑なものになります。
ある程度の知識を押さえた後は自分の頭で物事を考えて提案していくので、明確なモノ・プロダクトを売りたいと思う方にとっては難易度の高い業界となります。
逆に明確なモノが無い分、柔軟な提案が可能なので、手を替え品を替え顧客の役に立ちたい、という思いがある方には向いています。
「数字」に抵抗がない人
よほど高いレベルを目指さない限り難しい数学(例えば高校レベル以上の数学)は扱いませんが、四則演算は毎日のように出てきますし、数字には毎日触れます。
決算書の数値をみたり利益を計算したり、“数学”とまではいかないものの数字は武器にしなければならない存在です。
克服することも可能ですが、もし本当に数字に苦手意識があるならば他の業界も幅広く見ておくほうがいいかも知れません。
どの業界でも結局数字は扱いますが、金融はその割合が高いイメージです。
根回しや社内調整に抵抗がない人
まあこれもどの業界でも生じる話ですが、金融業界は根回しや仁儀みたいなものが結構大事です。
「ここの会社は社長が長い付き合いのある会社だ」とか「このスキームやるには事前にこの部署から内諾必要だな」とか、金融にいた頃はこれがメインの仕事と言っても過言ではありませんでした。
こういったエモーショナルなやり取りは完全悪ではありませんが、抵抗がある人は苦労する可能性が高いです。
まあ、これもどの業界でもありうる話なので何とも言えませんが、、、(特に取引規模が大きい会社)
ちなみにこの根回しとかその辺のノウハウは学ぶと結構武器になるので、それは覚えておくといいです。
接待に抵抗がない人
これは先ほどの根回しの話の社外版です。
金融業界にいた当時一番驚きだったのが、取引先との接待が多いことです。
僕は若手だったので頻度は四半期に一度くらいでしたが、部長以上の役員は文字通り毎日接待が入ってました。
接待自体を悪く言うつもりはありません、場合によっては有効な選択肢なので。
ただ、自分が歳を重ねた時、そのような生き方は・・・と正直思ってしまったのは事実です(そもそも酒が全く飲めないのもあり)
年収を上げたい人
ここまで割と気難しい話ばかりでしたが、最後は割と軽めのノリというか適性の話で、多少キツくても給料高い方がいい、という方には金融はお勧めできます。
多くの方がご存知の通り金融業界は他業界と比べても年収が高い業界です。
そして他の高年収業界と比べると「比較的」落ち着いている業界です。
地方(地元)で働きたい、海外で働きたい等のチャンスもある業界なので、待遇面で優遇されたいのであればかなり魅力的な業界です。
無料でできる、自分が金融業界に向いているか知る方法
ここまで金融業界に向いている人の特徴を挙げてきましたが、じゃあ自分が果たして金融に向いているか、気になっている方も多いと思います。
そこでお勧めなのが、僕が実際に転職活動時に使っていた「ASSIGN」というサービスです。
ASSIGNは転職エージェント・アサイン社が提供する価値観診断サービスで、僅か数分の質問に答えることでAIが自分の価値観を可視化してくれます。
僕が実際に価値観診断を行った結果は以下のグラフでした。
そしてASSIGNのいいところは、その価値観にマッチした業界まで提示してくれるところ。
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