この記事では、第二新卒で営業からマーケティングへの転職が難しい理由について解説しています!
前回の記事では、第二新卒の転職で未経験“業界”には転職が十分可能であることをお伝えしました。
今回は未経験“業界”ではなく未経験“職種”への転職、特に営業からマーケティングへのは可能なのか、に焦点を当てた記事となります。
この記事を書いた理由は、僕が実際に営業からマーケティングへの転職を検討した過去があり、そして周りにもそうしたキャリアで転職を検討した知人が何人かいたから。
営業から他の職種に移りたい…!や、バックオフィスにいたけど営業に挑戦したい…!などの思いを持つ方に参考になれば嬉しいです。
参照:前回記事はこちら
目次
前提:僕の転職前後の環境変化
まずは本題に入る前に、僕が転職した際に生じた環境の変化を以下の表にまとめています。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
ご覧いただければお分かりになるかと思いますが、僕自身業界は変わっているものの、職種は営業のままで変わっていません。
本来であれば業界も業種も変えたかった、というのが本音なのですが、僕が希望していた職種(マーケティング)は経験者採用がメインで求人がほとんどありませんでした。
未経験職種への転職が簡単には叶わなかった(まだ諦めてはいませんが)僕の体験をベースにお話ができればと思います。
営業からマーケへの転職は難しい?
結論、ポテンシャル採用が多い第二新卒であっても、未経験業種への転職は若干難易度が上がります。
先ほども書きましたが、求人数を見ていても、特に専門性が求められる職種ほど、そもそもその職種・仕事内容を経験している人しか応募資格がないようなケースが多いです。
特にバックオフィス系(人事・経理・法務など)やマーケティング系は経験者採用がメインの印象です。
未経験職種へ転職する方法
とはいえ、未経験職種への転職がほぼ困難・・・というわけではなく、求人の見方を工夫すれば未経験職種の求人も見つかります。
今と同じ業界の求人を見る
方法としては、自分が今いる業界と同じ業界で、未経験職種の求人を探すことで応募可能な求人が見つかる可能性が高まります。
転職時の求人募集は、僕の体感としては「業界」か「職種」どちらかの実務経験がある人を募集している印象が強いです。
したがって業界を変えたいなら職種はそのまま、職種を変えたいなら業界はそのまま、で求人を探すことで自分の希望とマッチする求人が見つかる可能性が高まります。
特にマーケティングは、仕事柄その業界について一定以上知識が無いと戦えません。
例外もあるのでこれが全て!ではありませんが、仕事探しに悩んだ際には一つ参考になると嬉しいです。
エージェントに相談する
転職活動は自分の仕事と並行して進めるので、求人を探すだけでも負担がかかります。
もし負担が大きいと感じたなら、エージェントに頼って求人を紹介してもらうのもおすすめです。
エージェントも玉石混交のため、信頼できるエージェントに初めから頼り、相談するのがベストです。
おすすめ:リクルートエージェント
僕のおすすめは、高い実績を誇るリクルートエージェントです。
日本を代表する企業の一つ、リクルート社が運営するエージェントで、転職支援実績、顧客満足度No,1を誇ります。
リクルートと聞くと人によってはマイナスな印象を持たれる方もいらっしゃる(気持ちはわかる)かと思いますが、やはり転職市場においては強い存在です。
過去の実績が豊富=転職における知見が豊富、であり、自分に合った求人の提示やキャリアプランの形成を適切にサポートしてくれます。
自分一人で転職活動を行うのはちょっと大変だな・・・と感じているならば、積極的にエージェントを活用することをおすすめします。
まとめ 求人の探し方を工夫しないと難しい
まとめると、未経験の職種への挑戦は、今と同じ業界で求人を探すなどの工夫をしないと、自分に合う求人を探すのはややむずかしくなる、というのが僕の結論です。
特にマーケティングへの転職は、マーケが専門的な仕事である以上どうしても難易度は上がってしまいます。
転職する際は“業界”か“職種”、どちらかをズラすこと、これを意識した転職活動を行えば転職がうまくいく確率を上げていけるかなと思います。