新卒で金融業界の会社に入社した筆者が実際に学んだメリットを5つご紹介します!
終身雇用の常識が終わりつつあり、転職が当たり前の時代が到来しつつあります。
そうなると、新卒で入る会社選びも軸が変わり、「学びが多い」「成長できる」環境を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、じゃあどの業界に行けば学び、成長ができるのか、新卒の段階ではわからないことが大半です。
そこで今回は、新卒から金融業界へと進んだ筆者が、金融業界で実際に学べたこと、成長できたと思うことを5つご紹介します!
日経新聞の重要性
ビジネスの場において、特に若手のうちから立場が上の方と話をするには、経験や知見は劣るのは当然なので、せめてビジネスの基礎知識や教養は身につけておくべきです。
そしてその基礎知識や教養を学べるのが「日経新聞」であることを学べたのは、大きな収穫でした。
特に金融系の仕事となると、なるべく信用できる情報源が必要であり、最も確実なのは一次情報ですが、一次情報の次点には日経の情報は重要視されています。
実際のビジネスへ繋げる対話はもちろん、アイスブレイクにも使われるネタになります。
そんな“共通言語”の重要性を新卒のうちから叩き込まれたのは良かったと思っています。
お金へのアンテナ
私は銀行にいたわけではないので完全に内側を見れてはいませんが、それでも世の中のおおよそのお金の周り方を見ることができたのは勉強になりました。
銀行はじめ金融業界がどのようにして利益を出しているのか、また自分がその利益創出のために新しいスキームや難しいスキームに挑戦することは、金融でしかできない貴重な経験だったと思います。
また、日頃からお金に触れることで、自身のマネーリテラシーも多少向上したのではないかと思います。
少なくとも無頓着ではなくなり、将来のための資金作りなんかは本腰を入れるようになりました。
決算書の読み方
これはビジネスでも、今後株式投資をする上でも役立ちそうな知識ですが、決算書の基本的な読み方を学べたのも良かったと思っています。
細かい分析手法や計算式などまでは学んでいませんが、少なくともどの項目が何を意味していて、それらの基本的な分析方法は学べたので、今後もし本腰入れて勉強する際も役立ちますし、転職時の企業選びにも役立てそうです。
ありていな言い方ですが数字に強くなりたいなら金融は有効な選択肢です。社会人として数字に強くて困ることはまあほぼないので。
ロジックだけで仕事は回らない
正しいかどうか、ロジカルかどうかだけで仕事は回るわけではない、これもまた事実であることを学べたのがある意味一番良かったかもしれません。
僕のいた会社は極端だったかもしれませんが、大口の取引は特に、ビジネスとして仲が良いか(信頼関係があるか)とかこれをやる意義は何か、といった数字以外の部分を重視していました。
これは一見昔の日本っぽくも見えますが、別に昔とか日本とかに限った話ではなく、これも一つビジネスの心理なんだろうなあと捉えています。
作業をつつがなく進めたり数字として実績を出すことももちろん大事ですが、同じくらい関係性や信頼といった要素も大切にすべきであると学べました。
業界で給与はある程度決まる
これは仕事の内容というより就活・転職で活きる内容ですが、給与は自分の実力もそうですが、どの業界に身を置くかによって変化することは認識しておくべきだとわかりました。
周りの知人やSNSを見ていると、学歴や実力は同じはずなのに進んだ業界によって給与は変わります。(もちろん、給与だけが業界の良し悪しを決めませんが)
仕事えらびの軸としてお金を大切にしたいのであれば、業界選びも大切です。
おまけ:自分が金融業界に向いているか知りたい方へ
ここまで、金融業界の魅力・実際に学べたことについてお話してきました。
お話を聞いて実際に興味を持っていただいた方もいらっしゃる一方で、「自分が金融業界に向いているかどうかわからないな・・・」という方もいらっしゃるかと思います。
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