会社を辞める際、「有給消化できない」と上司から言われた際の体験談をお話しします。
僕は2023年の夏に新卒で入った会社を退職し、現在は都内の某SaaS系企業で営業をやっています。
転職活動自体はスムーズに進み、前の会社を辞める際も基本的にはとどこおりなく進んだのですが、1つだけ面倒だったことがありました。
それが、辞めることを伝え引き継ぎをやっている期間に「有給消化はほとんどできない、できて2〜3日。ギリギリまで会社居よう」と伝えられたこと。
前の記事でも書きましたが、僕は辞める2ヶ月半前に会社に辞めることを伝え、引き継ぎ自体もスムーズに進んでいました。
消化予定だった有給は14日と、営業日換算で約3週間ほどのものでした。
引き継ぎのスケジュールも1週間ほど余裕を見て準備をしていたなかでの言葉だったので、言われた際は驚いた、というのが正直なところです。
結果としてきちんと残り日数分をほとんど消化できた(祝日等の兼ね合いもあり2〜3日だけ余った)のでよかったのですが、今回は無事にほとんど消化することができた道のりをお話しします。
(ちなみに今思うと、「ほとんど消化できないよ」の通告は、はじめに極端なことを言ってこちらに妥協をさせるつもりだったのかなと思います。)
目次
とにかく、言われたことに同意はしなかった
「ギリギリまで居よう」と言われたタイミングで「そうします」と断言しなかったことは効果的だったと思います。
この発言をした上司自身が別にめちゃくちゃ怖い人とかではなく、口調も厳しくはなかったからできたことかもしれませんが・・・
いずれにせよ首を縦に振ることはせず、かと言って否定もせずその場はうやむやにしたのは結果的に好判断でした。
引き継ぎをとにかく巻いて組んだ
とは言え中途半端なまま辞めるのは単純に会社に迷惑をかけるだけだし、それで休みよこせ、はわがままとも思います。
だから僕は引き継ぎ自体はめちゃくちゃ巻きで、でも丁寧に進めていきました。
おかげで、会社側が想定していたよりも数日早く引き継ぎ業務を完了させることができ、言ってしまえば「いつ休んでも文句言われない」状態に持って行きました。
有給消化開始日ではなく、引き継ぎ完了日で話を進めた
「有給消化はこの日からします!」はまあ権利ではあるんですが主張し続けるのもなんとなくマイナスな印象を与えかねないと思いました。
そこで僕の場合は、「いつから休むか」ではなく「いつまでに引き継ぎを終えるか」の論点でずっと会話をしていました。
引き継ぎも終えて諸々の事務作業も終えてしまえば、役割としては居ても居なくてもいいわけです。
なので「この日までに引き継ぎが完了します」を常に言い続けそしてそれ通りに行動することで、希望通りの消化期間を得ました。
余計な波風は立てない
ここまではわりと自分本位なやり方というか、自分がどうしたいか、という観点で行動を書いてきました。
とはいえ会社も組織なんで、自分の思いだけを一方的に伝えるのはなかなかむずかしい話です。
転職の意思を伝えてから有給消化に入るまでは、なるべく波風を立てない、余計なことはしないようにすることも大事です。
特に変なミスをすると自分の仕事も遅くなるほか、それにつけ込まれて休みが後ろ倒しになる可能性もゼロじゃありません。
自分がやるべきこととしては、「自分に与えられた仕事だけを、100%ミスなく迅速にこなす」これに尽きます。
まとめ:やるべきことを淡々とこなすことが重要
まとめると、上司や会社から有給消化にストップがかかった場合、自分がやるべきこと(引き継ぎ)を淡々とスピーディにこなし、休んでも問題ない状況を作る、これに尽きます。
合理的に考える会社や上司であれば、辞めることがわかっている社員に新しいプロジェクトや仕事を振ることはしないはず。
であれば、自分の仕事を後任に早めにパス出しして、自分はやることがない、状態を作るのがベストです。
ただし、先ほども書きましたが自分本位だけで進めるのもNG。
後任の仕事量もありますし、関係者は複数います。その方々との調整も忘れずに行うようにしてください。
それでもダメそうなら:退職代行サービスの利用
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以上、僕が会社を辞める際、「有給消化をほとんどできない」と言われた際の対処法についてまとめました。
少しでも参考になれば幸いです!
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