この記事では、僕が大手金融→ITメガベンチャーへと転職したことで失ったものを記事にしています!
ネット上でよく話題になる、日系の超大手企業から今をときめくベンチャー・メガベンチャーへの転職。
僕自身はネットで名前が上がるような有名企業出身では無いですが、“ぼちぼち”大きめの日系企業からいわゆるメガベンチャーへと転職したので、今回はその転職で僕が失ったものを正直に書いていこうかなと思います。
ちなみにこの記事で出てくる「失ったもの」はいいものも悪いものも含まれます。
目次
僕の転職前後の環境変化
まずは僕の転職前後の環境変化は以下の表のとおりです。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
いわゆる総合商社とかメガバンとか、その辺の勝ち組企業から転職したわけでは無いので悪しからず。
結論:転職は「して良かった」
これから書いていく内容は人によって様々な受け取り方ができる内容となりますが、予め伝えておくと、僕は転職して良かったと思っています。
それは単純に、転職で叶えたかった希望を叶えることができたためです。
その“叶えたい希望”は本当に人それぞれで、これから書く内容も人によっては「いやいやそれは譲れないでしょう」というポイントもあるかと思います。
あくまで一例として、事実ベースで起こったこととして捉えてもらえればと思います。
その1 高いボーナス
まあいきなり業績によって変動する要素で申し訳ないのですが、転職した時点で一番失ったものとして大きかったのがボーナスです。
転職先も少なくない金額が出るので文句はありませんが、前職がある種異常でした。
その2 大企業ならではの安定感
今の企業も業績自体は好調ですが、会社としても若い分、これからどうなるか、は読めません。
その点前職は社歴も相応に長く、会社を維持するためのノウハウは積み上がってる印象はありました。
長く続いていてかつ業績もいい会社はそれだけの理由があります。
その3 抜群の福利厚生
これも現職も相応の福利厚生は整っていて、まあ言ってしまえばホワイト企業です。
一方でやはり前職はボーナス同様福利厚生も飛び抜けており、金払いだけで見たら転職する理由はありませんでした。
その4 新卒で一緒に働く同期
これは別に“同期で仲良くしとくべき!”とかそういった話ではなく、事実として同じ会社で働く、新卒から入った同期はいなくなるよ、という話です。
ジャンプの漫画『左ききのエレン』にも似たようなニュアンスのセリフが出てきますが、同期というのは不思議な存在です。
その5 残業
これについては失った良かったものですね、とても。
転職してから月平均で30時間は残業が減っていると思います(正確には計算してませんが)。
それでいて月の給与手取りはそれほど変化していない、むしろ同じ残業時間で比較すれば増えているので、この辺は個人的に転職してほんと良かったです。
その6 40代以上の上司
今の会社はめちゃくちゃ若いので、40代以上の上司があまり多くありません。
平均年齢で見ると現職30歳、前職40歳と10歳も若返ったので当然ですね。
これは良し悪しあって、若い人が多いと仕事はしやすいですが安定感に欠けます。
一方でベテランの方が多いと安定感というかどっしり構えている感じがあり、これはこれで安心できます。
僕としては気軽に相談できる上司が周りにたくさんいるのでとても仕事がしやすいです。
その7 新卒から3年は続けたという事実
僕は社会人3年目の半ばで転職したので、“石の上にも3年”我慢できませんでした。
これが吉と出るか凶と出るかはこれからの自分次第ですが、“新卒から3年は勤めた”というキャリアが二度と戻ってこないのは事実です。
ちなみにこんな書き方をしてはいるものの、そんなに後悔はしていません。
終わりに:この記事で伝えたいこと
この記事で伝えたいこととしては結局2つです。
環境を変える=必ず何かを失う
一つ目は、転職したら必ず失うものがあるということ。別にこれは脅しとかではなく、無駄な残業やハラスメントなど、失うべきものもあるので良し悪し関係なく何かを失うよ、ということです。
これは必ず意識すべきことで、次に何をやりたいかではなく、今ある何を失うかにも視点を向けるべきです。
失ってもいいものを決める
したがって、転職するならば、叶えたい希望と同じくらい、“これは失ってもいい”というポイントを見つけておくことが大切です。
“大切なものは失ってから気づく”という言葉もありますが、転職でそれはなるべく避けたい出来事ですね。
自分の価値観をしっかり把握し、自分は何を求めていて何を失いたくないのか、予め明確にしておくことをおすすめします。
転職活動におすすめのサービス
AIによる価値観診断「ASSIGN」
まず1つ目は、転職エージェントアサイン社が提供する「ASSIGN」。
こちらは数分で終わる質問に答えることでAIが自分の価値観を自動で可視化・自分に合った業界まで提示してくれるサービスです。
市場価値を測るなら「ミイダス」
「ミイダス」は無料で利用できるアセスメントリクルーティングプラットフォームで、質問に答えるだけで登録が可能です。
サービス内で自分の行動特性を診断することができ、職務適正や自身の特徴を知るきっかけにもなるのでおすすめです。
ミイダスが求人企業に継続的に自分を売り込んでくれるため、最新の自分の市場価値を知るのにぴったりなサービスです。
信頼と実績で選ぶなら「リクルートエージェント」
転職実績・顧客満足度No,1で、誰もが一度は名前を聞いたことのあるエージェント「リクルートエージェント」
どこに登録すればいいかわからない・・・となったら、まず登録しておけば間違いないです。
コンサルへの転職なら「MyVIsion」
BIG4などのコンサルファームへの転職を目指すなら「MyVIsion」がおすすめ。
豊富な転職実績を有しており、コンサルへ特化していることで知見も豊富です。
寄り添うサポートが魅力的「type転職エージェント」
株式会社キャリアデザインセンターが運営する「type転職エージェント」は、転職希望者に寄り添った支援に定評があります。
こちらもリクルートエージェント同様、困ったら登録しておけば間違いのないエージェントです。