スカウト型転職サイト「ミイダス」について解説した記事となっています
人材業界で有名なパーソルが運営する新しいカタチの転職サイト「ミイダス」
自分の経歴や価値観、仕事のクセなどを分析しその人に合った求人を紹介する、企業側からスカウトも届くサービスとなっています。
一見、求職者と会社の相性マッチングを重視したよさげなサービスに聞こえますが、ネットの評価はさまざまです。
今回はそんなミイダスを実際に使ってみて、ネットの評価と実際の使用感を比べてみようと思います。
目次
「ミイダス」の概要
CMでも話題になったことがある「ミイダス」は、パーソルグループが展開する転職アプリです。
自分の経歴や価値観、仕事におけるクセなどを診断・登録することで、自分に合った会社からオファーが届く仕組みとなっています。
このアプリの最大の特徴はなんといっても無料でできるその「可能性診断」。
認知バイアスやパーソナリティ、行動特性などさまざまな項目を細かく分析。自分にフィットしたスカウトを受け取ることができます。(公式HPより引用)
この可能性診断は研究機関とも連携して作成されており、診断結果は非常に精度の高いものとなっています。
ミイダスでできること
市場価値診断
ここからは「ミイダス」でできることについてより詳しく解説していきます。
まずできることが、自分の経歴を入力して現在の市場価値として「あなたに類似したユーザーの年収実績」「あなたに興味がある企業数」を算出します。
これによって自分が目指すべき年収の目安や、自分がどれくらいの市場価値を持っているのかざっくり把握できます。
注意点を挙げるとしたら、おそらくですが類似ユーザーの年収は高めに出ていると思います。
今の自分より200万ほど高い年収が表示されており、正直今いる会社も給料は悪くないので「よほどハイエンドのメンバーから拾ってきたんだな・・・」という所感です。
コンピテンシー診断
あなたにとって適性が高い職種、マネジメント資質、相性の良い上司・部下など、ビジネスパーソンとしてのコンピテンシー(行動特性)を分析します。
これがいわゆる可能性診断の一つで、質問自体は結構当てになるというか、マトモな質問が多かった印象です。
そしてここでの注意点は、これはミイダスが悪いわけではないのですが、「診断は自分の偏見が入っている」ということ。
このての診断はどこまでいっても自分の主観で自分を判断するため、「周りからどう見られているか」の視点が抜けがちです。
参考になるのは間違いないのですが、100%信頼するのもキケンです。
バイアス診断ゲーム
直感や思い込み、経験、感情などの先入観によって合理的でない意思決定をしてしまう癖=「認知バイアス」を診断。
診断結果からコントロールするためのコツをアドバイスしてくれます。
自分の価値観診断、みたいなものはいくつかのサービスでありますが、このバイアス診断はミイダスならではだなと思います。
診断も心理学や認知科学に長けたメンバーが作成に携わっており、転職しなくてもこれだけで面白いサービスです。
「ミイダス」を使うメリット・デメリット
メリット
「ミイダス」を使うメリットとしては、自己分析と転職活動をまとめてできる点です。
可能性診断で自分がどんな仕事に向いているか参考にできるほか、バイアス診断でいわゆる自分の“弱み”も可視化して話しやすくなります。
デメリット
「ミイダス」を使うデメリットとしては、市場価値は高めに見積もられているのであまり当てにならない、という点です。
ネット上の声を見ても、そして僕自身も市場価値はやや現実離れしているかな、というのが本音です。
そしてこれはどのサイトでも言えますが、求人の質も結局色々混じってしまっているので、表面的な内容にまどわされず、中身と実態をしっかり確認したうえで応募することが重要です。
「営業がしつこい」は本当か?
ネット上でたまに見かける意見が、ミイダスは営業がしつこいという意見。
ここについては僕はあまり感じませんでした。
というか、他のサイトも結構営業来るんで、感覚がマヒしているのかもしれません。。。笑
メールは頻繁に届きますが電話は来たことないですし、正直求人サイト登録したら営業は宿命かなと。。。
電話は必ずしも出る必要ないですし、興味のない求人は普通にスルーでOKです。
まとめ
まとめると、「ミイダス」は独自のサービスを展開している転職アプリで、登録も無料なので登録する価値はあるかな、というのが僕の意見です。
可能性診断やバイアス診断はそれだけで自己分析の役に立つので、転職サイトというより自己分析ツールとして活用するのもおすすめです。
↓↓5分で、かつ無料で登録ができるので、ぜひお気軽に試してみてください◎↓↓