この記事では、SaaSへの転職を考えている人が知っておくべき知識を、筆者の体験をベースに5つご紹介します!
昨今転職市場で人気が高まっているSaaS業界。他ならぬ僕も金融かSaaSへと転職した一人です。
今回はそんな僕の体験をベースに、SaaSに行きたい人が最低限知っておくべき・リサーチしておくべき知識を5つご紹介します。
目次
前提:僕の転職前後の環境変化
まず前提として、僕の転職前後の環境変化について以下の表にまとめました。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
まあざっくり言うと、業界の他に変化したのは会社と社員が若くなったこと。これは良いこと悪いこと両面あり、そこで感じた苦労やストレスは別の記事にまとめていますので、ぜひそちらもご参照ください。
少し逸れましたが、ここから本題に入ります。
THE MODEL型の理解
SaaS業界の営業体制は、多くの会社が「THE MODEL」型というセールスフォース発祥の分業体制となっており、まずはこのモデルについて大枠を理解することは必須です。
もし詳細を知りたいのであれば後述する書籍を読んだいただければと思いますが、ざっくりいうとお客さんにサービスを届けるプロセスが、マーケティング→インサイドセールス(アポイント取得)→フィールドセールス(商談〜契約)→カスタマーサクセス(契約後の設定〜運用開始)の4ステップに分かれた形態です。
そもそも自分がどのフェーズに向いているのか判別する必要があるのか、またそれぞれのフェーズは何が大切でポイントなのか、を押さえておくことが必要となります。
面接でも自分が受けようとしている職種がどんな役割にあるのか、はきちんと聞かれました。
このTHE MODEL型について詳しく知りたい方は以下の書籍に目を通すことをおすすめします。
サービスの競合他社
SaaS業界と一言に言っても、その会社がどんなサービスを提供しているかによって競合と呼ばれる存在は変わります。
受けようとしている会社やプロダクトがどんなサービスなのか(基幹システム?勤怠管理?経費精算?など)をきちんと把握した上で、その競合となるサービスはどれに当たるか、まで整理しておきましょう。
ここも僕は実際に面接で知っているか聞かれたので注意してください。
その会社独自の強み・注力内容
SaaS業界は大枠で見ればみんな同じビジネスモデルでやってるので、書類や面接ではその会社独自の強みをきちんと把握し志望を伝えることが重要です。
会社によって仕事自体に力を入れているのか、雰囲気作りを大事にしているのか、はたまた福利厚生を充実させているのか、その内容は様々です。
自分がどんな環境で働きたいのか、また受ける会社がどんな環境なのか、ははっきりさせておく必要があります。
現場社員の雰囲気
SaaS業界は先ほどの内容とも少し被りますが、企業によって色が様々なので社員の雰囲気も会社によって全然違います。
したがって、可能ならカジュアル面談等で現場の社員の方とあらかじめ交流しておくことをおすすめします。
その会社がイケイケな雰囲気なのか落ち着いた雰囲気なのか、仕事にコミット!なのかプライベートも大切!なのか・・・
自分が求めている会社の雰囲気と合わなかったらお互いにとってメリットがありません。ここは面接前・入社前に必ず雰囲気を知っておくことをお勧めします。
ベンチャーが多いことを忘れない
SaaSは業界としても若いので、会社も若い会社が比較的多いです。
したがってベンチャー気質の企業が大半であることは忘れてはならず、ここを間違えると文化のミスマッチにかなり悩むことになります。
最近はプライベート重視を打ち出す企業も増えてはいますが、落ち着いた雰囲気だったりプライベート重視の方針で転職活動している方は、企業の見極めは他の業界以上に必要となってくるので注意してください。
おまけ:自分がSaaS業界に向いているか知る方法
僕は転職活動時の自己分析でSaaSが向いてそうだと思い転職を決めましたが、その際に活用したのが「ASSIGN」というAIを使った自己分析ツールです。
こちらは転職エージェントのアサイン社(https://assign-inc.com/)が提供しているサービスで、数分で終わる質問に回答するだけで自分の価値観を可視化、そしてその価値観に沿ったおすすめの業界を提示してくれるサービスです。
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