今回は、金融業界からIT業界への転職を決めた僕が、実際に転職活動の際に読んで役に立った書籍を合計3冊ご紹介します。
転職時のマインドセット関連
北野唯我氏 「転職の思考法」1,540円 ダイヤモンド社
1冊目は、転職活動時の心構えを身につけるのにうってつけの「転職の思考法」です。
転職活動はただ単に会社を変えるだけのものではなく、当然何も考えずに転職してもいい結果は望めません。
この本では転職する際に大事になる考え方や心構えが説かれており、実際の活動にすぐに活かせるのがおすすめポイント◎
「年収や福利厚生だけを見るのではなく、産業が成長しているかを見極めろ」など、自分一人で活動していては視野が狭くなってしまいがちな部分もきっちり言語化されているため、転職活動の前だけでなく、活動中に「あれ、自分の転職活動はこれでいいのだろうか・・?」と立ち止まった際にもおすすめできる1冊です。
業界・企業研究におすすめの本2冊
日本経済新聞社or東洋経済新報社 「業界地図」 1,650円
2冊目は、業界研究に役立つ「業界地図」です。
業界地図は日経と東洋経済の2社から出されており、掲載されている会社や業界がやや異なるものの、クオリティはほぼ同じです。
自分の気になっている業界がより詳しく書かれている方を入手するのがベストでしょう。
業界地図とは、ある業界内の勢力図は会社同士の関係性を図式化したものです。
これ1冊で会社について詳しくなれる訳ではありませんが、業界内の基本的な立ち位置や情勢を知ることは転職活動においても、転職後もかなり大切。
転職先業界の概要をざっくり掴むのに最適な1冊です。
東洋経済新報社 「会社四季報」2,400円
最後は上場企業対策限定にはなってしまいますが、「会社四季報」です。
四季報は上場会社の直近決算と事業概要、今後の業績展望や競合他社の情報など幅広い情報が網羅されており、その企業の公式HPの情報と併せて見れば机上での企業研究はほぼ完了します。
上場企業の情報しか載っていないのはネックですが、株式投資の際にも役に立つ1冊なので、持っておいて損はない1冊です◎
まとめ 自分が知りたいジャンルをまずは明確に!
以上、転職活動に関するおすすめの書籍についてご紹介しました。
記事内でも分けた通り、転職活動に関する本はジャンルが多岐にわたります。
まずは自分がどのジャンル(心構えなのか、履歴書などの書き方や面接対策なのか、はたまた業界や企業に関することなのかなど)について知りたいのかはっきりさせた上で、書籍にお金を使うことをおすすめします◎

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